日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)のリコール後に異変?!「ハンドル支援の警告画面が出づらくなった」「ディスプレイオーディオの起動が若干早くなった」等

(続き)日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)のリコール対応後について

引き続き、私が所有する日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)のリコールその後を見ていきましょう。

Nissan CONNECTナビの起動時間が短くなった?

続いては、セレナ(C28)の12.3インチNissan CONNECTナビの起動画面について。

エンジンスイッチをONしてから、Nissan CONNECTナビが起動 → スタートアップアニメーション表示 → ナビゲーション画面が起動するまでの時間は6秒~7秒ほどだったのですが、今回のリコール措置を受けて以降、5秒付近でナビ画面が表示されていることを確認。

メモリー負荷が軽くなかったのかは不明ですが、画面起動時間の短縮に加えて、タッチレスポンスも向上したように感じられ、個人的にはリコール措置を受けて良かったと思う所。

ただその一方で、今後定期的に利用していくなかで、以前何かと悩まされたブラックアウト(画面が真っ暗になる)も起きるかもしれないですし、今後も定期的にチェックしていきたいところ。

納車された数か月後には、エンジン始動して2回に1回のペースでブラックアウト含めた不具合が定期的に発生していたので、OTAアップデートやリコールで定期的に機能改善や問題解消につなげてほしいところです。


ルート案内中のプロパイロットは危険なときがある?

続いて、ナビルートでの案内中にプロパイロット運転しているときの危険ポイントも見ていきましょう。

これはセレナ(C28)に限らず、私が以前所有していたエクストレイルe-POWER(New X-Trail e-POWER, T33)でも同じことが起きていたのですが、ナビルート案内中に高速道路にてプロパイロットで高速巡航 → ナビは次のインターチェンジ(IC)で降りるよう指示 → 時間短縮のため、もう一つ先のICまで高速道路を利用するためにナビの案内を無視 → 下りるよう指示されたIC付近の速度標識(40km/h)を読み取り、車両が強制的に40km/hまで減速する、といった危険な挙動があったんですね。

指定されたICを間違って通過するのを避けるため、日産が配慮してIC付近の速度標識を読み取るよう優先してプロパイロット走行時に反映させる動きなのだと思いますが、いきなり急減速で40km/hまで速度を落とすのは極めて危険ですし(アクセルを強く踏んでも、離したらまたも急減速するのでプロパイロットをOFFにせざるを得ない)、後続に車両がいれば間違いなく追突事故を起こす危険な行為でもありますが、できればリコール時に合わせて無くしてほしかったところ。

1ページ目:新型セレナ(C28)のリコール後、煩わしかったハンドル支援の警告画面が頻繁的に表示されなくなった?

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