ダイハツ新型ムーヴキャンバスと三菱デリカミニを両方所有するオーナーが正直比較②!「シートのフィット感や目線の高さ」「USBの使い勝手の良さ」等
今回はムーヴキャンバスが優位になるポイントをいくつか見ていこう
前回のブログにて、私が所有するダイハツのフルモデルチェンジ版・新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)Theory G[2WD]と、三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)T Premium[2WD]の両車を比較する記事を公開しました。
この比較記事においては、デリカミニが優位になるような比較を実施しましたが、今回の比較Part2は、ムーヴキャンバスが優位になるような内容となっています。
実際に普段使いしているオーナーとして、それぞれが魅力的に思うポイントをピックアップすることで、少しでも購入検討する方の参考になりましたら幸いです。
USBポートが多く設けられているのはムーヴキャンバス
まずはUSBポートの数について。
これは所有する前から分かっているポイントではあるものの、比較という点で挙げさせていただくこと、ムーヴキャンバスの場合は、私が所有するTheory Gグレード×10インチナビゲーションディスプレイを搭載すると、USB Type-Aポートが2口(メディア再生用と充電用)標準装備されます。
後席用のUSBポートが設けられていませんが、フロントに入力用ポートがあるだけでApple CarPlay/Android Autoが活用できるのは魅力的。
デリカミニは、フロントにUSBポートが一口も設けられていない
一方でデリカミニは、私が所有するT Premium×9インチナビゲーションディスプレイだと、残念ながらフロントにはUSBポートが一つも設けられないため、スマホを連携させるにはBluetoothしかないんですね(しかもこの時代にAndroid Auto/Apple CarPlay共に搭載されていない)。
入力用USBポートが必要でApple CarPlay/Android Autoを使いたい場合は、別のディーラーオプションとなる9インチディスプレイオーディオであれば約12万円にて搭載することが可能ですが、この個体になるとナビゲーション機能が備わっていないのがデリメリットの一つ。
一方で私が装着しているナビゲーション機能付き9インチディスプレイは、Android Auto/Apple CarPlayが使用できないにも関わらず約28万円と、先程のディスプレイオーディオよりも2倍以上高いため、価格帯と商品力のバランスが非常に悪く満足度も低め。
社外品でUSB変換器を購入すれば、充電問題に関して解決できそう
ちなみに、デリカミニには助手席側のシートバックにUSB Type-Cポート(充電用)が1口だけ設けられていますが、運転席・助手席側に乗る人間からすると使い勝手としては最悪。
そのため、社外パーツとして電源ソケットからUSBポートに変換するための変換器を購入する必要がありますが、これだけ2,000円~3,000円ほどで増設できますし、他の車種にも流用できるので汎用性はかなり高いと考えています(ディーラーオプションで増設可能ですが、約1.7万円と高すぎる)。
着座位置の低さ、アイポイントが低いのはムーヴキャンバス
続いて、運転席の着座位置とアイポイントの低さ、シートのフィット感について。
これは人によって好みが異なるので判断しづらいところですが、運転席に座ってみて目線が低いものを好む私としては、ムーヴキャンバスの着座位置の低さやシートのフィット感は絶妙。
ただその一方で、フロントウィンドウの面積がデリカミニに比べて小さい分、どうしても運転席から見たときの視界の広さ、見晴らしの良し悪しにおいてはムーヴキャンバスの方が劣っているため、あくまでも目線の低さという点だけにフォーカスを当てているので参考までに。