これは酷い…中国掃除機メーカー Dreameが新型EVハイパーカーを公開。ブガッティ・シロンのパクリで訴訟問題に発展しそうだ
(続き)中国掃除機メーカー初の新世代EVハイパーカーの謎に迫る
引き続き、中国の真空掃除機メーカーであるDreame(ドリーミー)の新世代EVハイパーカーについて見ていきましょう。
エクステリアはブガッティだったが、内装は全くの別物?
そしてこちらはインテリア。
先ほどのブガッティそのままのエクステリアとは異なり、内装はオリジナル。
シロンに搭載されていた縦に並んだダイヤル類は搭載されていないですし、シロンのステアリングホイールは、一枚のアルミビレットから削り出されていましたが、こちらも全くの別物。
そして中国車では定番化されている巨大モニターも搭載され、運転席の液晶メーターと兼用?されるのか、明らかに20インチ以上ありそうなワイドセンターディスプレイは、運転席側にオフセットされています。
センターコンソール部分も見ていくと、物理スイッチではなく、タッチパネルようなものが確認できますが、これもまた操作し辛そうと言いますか…
いわゆるコラムシフトはどこで操作するのかも気になるところですね。
Dreameはハイパーカー製作のため、欧州での工場建設に向けて粛々計画中
以上が、「ブガッティよりも速い車を作る」と豪語したDreameの、次世代ハイパーカーレンダリングを紹介しましたが、改めてこの企業の情報をおさらいしておくと、2017年に設立された真空掃除機メーカーで、自らを「中国版アップル」と位置付けるスタートアップ企業でもあります。
そんなDreameは2025年8月、「ブガッティやケーニグセグのマシンを追い抜くことができる、電動ハイパーカーを携えて、2027年に自動車業界に参入する」と発表。
海外カーメディアCar News Chinaによると、同社は現在、ドイツ・ベルリンにEV生産のための新工場を建設する候補地を模索しており、テスラのギガファクトリー隣接地もその候補地に含まれているとのこと。
ユー・ハオ氏は以前、SNSにてテスラ工場の画像を投稿し、「複数の事業のためにヨーロッパの工場が選定されている」と伝えました。
また中国メディアJiemanは、Dreameが自動車事業の実現に向けてフランスの銀行BNPパリバと緊密な関係を築いているとも報じています。
現時点で、Dreameが理想とする次世代ハイパーカーのスペックについては明らかにしていないものの、今回模倣されたブガッティ・シロンのスペックをベンチマークとするのであれば、システム総出力1,500ps以上/システムトルク1,600Nm以上とし、0-100km/h加速時間も2秒未満、そして最高時速も480km/h以上は必須。
参考までに、シロンのパワートレインは排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、最高出力1,500ps/最大トルク1,600Nmを発揮しますが、その後継モデルとなるトゥールビヨンは、排気量8.3L V型16気筒自然吸気エンジン+ハイブリッドシステムを組合わせることで、システム総出力1,800psを発揮します。
出だしからあまりにもハードルの高過ぎるDreameですが、他のスタートアップ企業同様、「企画倒れ」で終わることも非常に多いですが、真似事や模倣において突出した技術を持つ中国企業が、果たしてどこまで注目され、本当に市販化できるのか注目したいところです。
1ページ目:Dreameが発表したEVハイパーカーのエクステリアがコンプラ完全無視のパクリモデルだった