【異例の快挙】2025年グッドデザイン賞は日本メーカー3社!ダイハツ・ムーヴ/日産ルークスの新型軽ハイトワゴンが受賞し、三菱はデリカミニ/デリカシリーズなど異例の3車種選出
(続き)三菱からは新型デリカミニ/デスティネーター/デリカシリーズの3種類がグッドデザイン賞を獲得
続いて、個人的に今回のグッドデザイン賞2025で、一番驚いたのが三菱の評価結果。
先ほどはダイハツが新型ムーヴ、日産が新型ルークスと、各メーカーにおいて1車種ずつのグッドデザイン賞を受賞していましたが、三菱からはまさかの3車種。
しかも新型デリカミニや海外向けのデスティネーター、そしてデリカシリーズとなっています。
厳密にいえば、新型デリカミニは「グッドデザイン賞2025 ベスト100」に選出され、デスティネーターは「グッドデザイン賞2025を受賞」、そしてデリカシリーズは「ロングライフデザイン賞」を受賞しています。
3車種の審査員によるコメント内容も「上辺ではない」内容で好印象
なお、これらのモデルに関する審査員の評価コメントは以下の通りとなっています。
単なるトレンドやSNS・YouTubeでの評価だけに留まらず、しっかりとデザイナー目線での評価も入っているのが好印象です。
[新型デリカミニ]
前モデルのデビューからわずか二年で登場した新型は、先代のデザイン・コンセプトを踏襲しつつ、スクエアなボディに厚みを加えることで、軽自動車ながら重心の低い安定感を印象づけている。
フロントは先代に比べ大きくなった円形ヘッドランプを水平基調のフレームに収め、親しみやすさとタフさを併せ持つ表情を与えている。
サイドは力強く立ち上がるAピラーと骨太なDピラーがジオメトリックなシルエットを形成し、キャビンの広がりと安心感を強調している。
ブラックアウト処理されたピラーは量感を引き締め、コンパクトでありながら引き締まった印象をもたらす。
インテリアは水平基調のパネルと大画面の統合により、軽快さと先進性を兼ね備えた空間を創出している。
さらに市民権を得たキャラクター「デリ丸。」をUIに組み込み、親しみやすさを巧みに表現している。
兄弟車である日産ルークスとの差別化も先代以上に明確であり、その点でも大きく評価できる完成度の高いデザインである。
[新型デスティネーター]
ジオメトリックにまとめられたエクステリアは、表情豊かな面との組み合わせによってドライになりすぎることなく、重厚で安定した存在感を放っている。
全体のスタンスも地面をしっかり捉え、絶妙な安定感を醸し出している点が秀逸である。
フロントはミニマルな面構成が新しい流れを示し、力強いかたまり感を演出している。
従来上下に分割されていたヘッドランプを一体化したT字デザインは緻密さを加え、モノとしての完成度を高めている。
ピラーやルーフラインをブラックアウト処理することでシンプルさを保ちつつ、SUVらしい力強さと都市的なシャープさを共存させている。
インテリアは水平基調と大画面の融合により実用性と視覚的な広がりを両立し、先進性と落ち着きを兼ね備えた空間を実現している。
量感と精度、力強さと洗練を巧みに統合した完成度の高いデザインである。
[デリカシリーズ]
「デリカ」と聞くと、人によってもしかしたら違ったイメージを持つのではないだろうか。
私には緑色のボックスが4輪の強固な脚に支えられているデリカが雪道を走っているイメージがあるが、人によってはファミリーがショッピングやキャンプに行く時でもオフロードでも活躍する近年のデリカを思い浮かべるだろう。
初期には商用だったモデルが、時代とともに進化を続け人々のライフスタイルに浸透することは容易ではない。
しかしデリカシリーズには「人と荷物を安全に運ぶ」という強いアウトカムがあり、それがすべての時代においてのデザインの芯となり、ブレない性能や細かな部位の機能にあらわれている。
まさにロングライフデザインであると強く称賛するとともに、今後も時代に合わせた開発を通じて、多くの人に新たな可能性と安全を届け続けてもらいたいと思う。
via:Mitsubishi
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