【なんだこれは…】フェラーリ初EV・新型ルーチェ (Luce)の内装公開!元アップルのジョニー・アイブが手掛けた「究極の物理スイッチ」と1960年代へのオマージュ
(続き)フェラーリ初のピュアEVモデルとなる新型ルーチェの内装について
引き続き、フェラーリ初のピュアEVモデルとなる新型ルーチェの内装をチェックしていきましょう。
物理スイッチだけでなく、トグルスイッチも搭載で直感的な使い勝手を向上
こちらは、新型ルーチェのエアコン操作系になりますが、まさかのトグルスイッチとプッシュスイッチ、そしてダイヤルスイッチを採用。
この装備に関してジョニー・アイブ氏は、「物理的な操作性をさらに強化したかった」と説明し、本物のボタン、本物のトグルスイッチ、そして満足のいく精度でクリックする本物の回転式ダイヤルスイッチを採用したとのこと。
またフェラーリによると、テストドライバーは、各スイッチの感触と音を完璧にするために20回以上のテストを実施。
そして、頭上にも航空機から着想を得たというトグルスイッチやプッシュスイッチ、ダイヤルスイッチも同様で、指先で体感できるASMRとしての満足度だけでなく、子供のころに憧れた「本物のコックピット」をフェラーリEVで体感できるというギャップが、今回のフェラーリの新たな使命・課題だったのかもしれません。
レトロチックなステアリングと、先進的な液晶メーターとのギャップ
改めてステアリング周りを見ていきましょう。
まるで1960年代からタイムスリップしてきたかのような、旧世代のフラットボトムなステアリングホイールが装備。
シンプルな3スポークタイプでありながら、むき出しのアルミニウム、そしてクラシックなF1マシンにインスパイアされたレイアウトは、レーシングカー好きのユーザーからすると魅力的ではあるものの、やはりレーシングシミュレーターのような非現実的な世界観にも思えたり。
この他、19個のCNC加工パーツにより、一般的なフェラーリのステアリングホイールよりも軽量でありながら、指で操作できるコントロールが充実。
サムスンディスプレイとの共同開発で実現した「立体的な液晶メーター」
そして、こちらも色んな意味で話題を呼びそうなメーターディスプレイ。
メーターは、韓国のサムスンディスプレイ (Samsung Display)との共同開発によって実現し、左から加速度インジケーター、速度計、Gフォースの3連メーターが搭載。
このディスプレイオーディオは、2枚の極薄OLEDパネルが重なり合い、奥行きのある重層的な文字盤が生み出されています。
一見するとアナログの文字盤のように見えますが、これらも全て液晶ディスプレイで仕上げるほどの精巧な作り。
フェラーリによると、ルーチェのデジタルディスプレイは「歴史的な自動車の特徴と、特にヘリコプターや航空機といった航空分野に見られる、目的意識が高く明瞭なグラフィックの両方からインスピレーションを得ている」と説明。
その影響は一目瞭然で、レイアウトとタイポグラフィは紛れもなく自動車を彷彿とさせ、クラシック・フェラーリの計器類への現代的なオマージュとなっています。
センターディスプレイも話題を呼びそうだ
そしてこちらは、センターディスプレイオーディオになりますが、下部には物理スイッチのエアコン操作系やシートヒータースイッチも完備。
そして、なぜか右上にはアナログクロックが搭載されるという不思議。
なぜアナログクロックを搭載したのかは不明ながらも、オプション次第ではダイヤモンドであったり、プラチナやゴールドといった素材のカスタム・変更も可能かもしれませんね。
それにしても、色んな意味で予想を大きく裏切ってきたフェラーリ新型ルーチェの内装ですが、この内装でどれだけのフェラーリファンが心を動かされるのか気になるところ。
「大排気量の内燃機関を搭載しないフェラーリは、フェラーリじゃない!」といった熱狂的なフェラーリファンを虜にできる一台なのか、それとも失敗に終わってしまうのか。
2026年5月の実車世界初公開まで待ち遠しいですね。
1ページ目:何もかもが予想外なフェラーリ新型ルーチェの内装!静電タッチ容量スイッチを廃止に