インフィニティ新型QX65の新色は「本物の金」を配合!伝説の日産GT-R R35限定カラーが現代に蘇る。1台に「7.6L」の塗料を要する”走る宝石”の全貌

(続き)塗料に「金」を使用するだけでも凄いことだが、更にとんでもない”モノ”をボディカラーに含ませる計画があった

先ほどは、インフィニティQX65にゴールドフレークを散りばめたサンファイアレッドについて紹介しましたが、実はこの他にも、更に衝撃的な「モノ」をボディカラーに含ませる計画があったことをご存じでしょうか。

そのモデルというのが、世界限定150台のみ販売されたアストンマーティン・ヴァルキリー (Aston Martin Valkyrie)で、日本人実業家の前澤友作 氏や、世界トップクラスのカーガイ・木村武史 氏も所有する特別モデルです。

そんなヴァルキリーに、何と「月の岩を粉塵にし、その粉塵を含めたボディカラー」をオーダーする計画があったんですね。


世界トップクラスのカーコレクターが考えた「月の岩を使用したボディカラー」とは?

こちらが、当時ヴァルキリーを正式オーダーしていた実業家クリス・シン (Kris Singh) 氏のヴァルキリー。

同氏は、世界限定3台しか販売されなかったランボルギーニ・ヴェネーノや、ケーニグセグのワンオフモデルとなるアゲーラXS、、パガーニ・ウアイラBCを所有するほどのトップコレクター。

そんな彼が「究極のボディカラー」を求めた結果、月の岩を粉塵にすることでフレーク状にし、更にそのカラーを特別なレッドカラーに含ませた「Karosserie Lunar Red」を計画していました。
※”Karosserie”はドイツ語で「ボディ」、Lunarは「月」を意味しており、このカラーももちろんクリス・シン氏のオリジナル

一体ボディカラー代だけで何千万円(もしくは億?)するのかは不明ながら、結果的にこのボディカラーが実現することはなく、クリス・シン氏もアストンマーティンの「遅すぎる対応」にシビレを切らしてしまい、ヴァルキリーをキャンセルしてしまったそうです。

1ページ目:インフィニティQX65のゴールドフレークを使ったサンファイアレッドは、日産GT-R R35でも採用されていたカラーだった

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