ホンダ新型WR-Vが納車されて2か月が経過!発売前から何かと批判されていた内装は「こういうのでいいんだよ。こういうので」と思えてくる
(続き)ホンダ新型WR-Vが納車されて2か月経過してのインプレッション
引き続き、ホンダ新型WR-Vが納車されて2か月経過してのインプレッション内容をチェックしていきましょう。
発売前からチープと批判されていたWR-Vの内装は?
続いて、発売前から何かと批判されていたWR-Vの内装について。
WR-Vは、ホンダのエントリーコンパクトSUVという関係もあり、価格帯もヴェゼル(New VEZEL)やZR-Vに比べて抑えられている関係で、室内の装飾系や装備内容も抑えられています。
別の言い方をすれば「価格相応の内装」だと考えていて、確かにヴェゼルやZR-Vに比べたらプラスチックも多く、インストルメントパネルの面積やソフトパッド(合成皮革トリム)も少ないとは思うのですが、WR-Vを2か月所有してのリアルな感想としては「特にチープさが気になる内装ではない」のが正直なところ。
っというのも、WR-Vの内装はほぼブラックにまとめられている関係で「運転に集中できる雰囲気」がありますし、変に合成皮革のトリムやオーナメントトリムがあると気を使ってしまうこともあるため、個人的には気軽に車内に乗り込めて気軽に運転できる方が、この車の立ち位置やコンセプト、そしてスタイルに合っていると思うんですね。
変に背伸びをしなくても良いですし、アウトドア志向モデルの道具感とは少し異なりながらも、カジュアルで親しみが持てる車と言いますか…
その良さがこの車にはあって、決して内装がチープだったり、ネガティブに感じたりすることは無いですし、そもそもチープさだけがこの車の全てではないですからね。
漫画の「孤独のグルメ」ではないですが、「こういうのでいいんだよ。こういうので」と思える車だと考えています。
内ドアハンドルがヴェゼルと差別化されてしまったのは残念 → 一体なぜ?
ちなみに、WR-Vで個人的にちょっと残念と感じたのが内ドアハンドル。
ヴェゼルのように肉抜きされたタイプのドアハンドルではなく、スタンダードなストレートタイプを採用しています。
なぜヴェゼルと差別化してしまったのかは不明ですが、個人的にこの内ドアハンドルが良かったポイントは、爪の長い方や、ネイルをした女性でも「爪が当たらない」ように考慮された形状だから(ホンダディーラー談より)。
そのため、ネイルをする妻や子供からすると、私が以前所有していたヴェゼルの内ドアハンドルはとても使い勝手が良かったそうで、一方でWR-Vでは爪が当たりやすくなることから、少々不満に感じているそうです。
実はZR-Vのパドルシフトも、女性を爪を考慮して独自形状に仕上げられている
ちなみにホンダのラインナップモデルで、ZR-Vのパドルシフト/減速セレクターも女性を爪を考慮して独自に設計されたもの(ホンダエンジニア談より)。
ホンダがかなり拘りに拘って設計したのだそうで、どうやら「爪の長い」女性の指で操作しても、爪が当たらないように考えられているそうです。
上の画像の通り、サイドから見ると減速セレクターの厚みはかなり薄く、しかもフラットではなく少しアーチを描くようなラインに仕上がっているのがミソだそうです。
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