遂に落札されてしまったか…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴェルファイアHEVが競売に出品→即日落札でトヨタは取消しできず→その落札金額は新車価格の「2倍以上」
(続き)トヨタはオークション出品の取り消し、転売対策の失敗例を作ってしまった
そして今回のトヨタ新型ヴェルファイアのオークション出品について、トヨタが出品取り消しできず、見事に高額落札を許してしまった理由が、出品されたその日のうちに落札できる日程作りをしていたから。
前回のアルファード・ガソリンZ[4WD]では、商品が出品されてから最終落札締切日まで数日の期間が設けられていましたが、今回のヴェルファイアは2023年7月27日に出品&落札最終日に設定していたため、トヨタがオークションサイドに対してプレッシャーをかける猶予を与えることなく、上手い具合に落札されてしまったのだと予想されます(あくまでも勝手な私の推測です)。
とはいえ、あれだけ転売・輸出対策を進めてきたトヨタとしては、まさかこのような形で転売を許してしまったとなると、今後同じような手法を取るユーザーが増えてくるのではないかと予想されますし、出品者に販売した販売店やスタッフへのペナルティは相当なものになることが予想されます。
今回出品された新型ヴェルファイア2.5L HEVは、一体いくらで落札されたの?
トヨタの目を盗んで一瞬の隙をついた今回のオークションですが、最も気になるのはスタート入札額と最終落札価格。
今回のスタート入札額が700万円(税抜き)だったのに対し、何と最終落札額は驚きの1,723万円(税込み)だったんですね。
しかもこの金額は税抜きになるため、税込み価格だと約1,900万円になるわけですから、新車販売価格が7,120,000円(税込み)に対して約2.7倍の落札額が付いたということになりますね。
仮にメーカーオプションやディーラーオプションを加味したとしても、約730万円~740万円ほどでしょうから、それでも新車価格よりも圧倒的に高額値で取引されたことは確実。
そしてこれだけの高額値で落札されたということは、「新型アルファード/ヴェルファイアを出品した初日に落札させれば、十分な利益が得られる」という実績を作ってしまったようなものなので、トヨタの今回の失態はかなり大きなものになりそうですね(これがアルファード2.5L HEV Zなら、もしかすると2,000万円を超えていた可能性も?)。
新車登録から1年間トヨタディーラーが留保するという条件は?
あともう一つ注目しなければならないのが、先程の誓約書に絡めた「トヨタディーラーの所有権留保」。
これもトヨタディーラーによっては「誓約書にサイン有り」のところと「誓約書にサイン無し」のところがあるため、今回USS東京に出品された個体が「誓約書にサイン無し」の条件で購入されている場合、もしかするとメーカーからディーラー全体に厳しい制約・条件を追加するのではないか?という見方もできたり。
おそらく、トヨタ側としては今後より一層に業者オークションを注視することは間違いないかと思われます。