ホンダ新型プレリュード (BF1)の走行距離が1,000kmを突破。普段使いしてみての印象と気になること、そして約618万円という価格は本当に高いのか
(続き)ホンダ新型プレリュードが納車されて1,000km走らせての雑感
引き続き、ホンダ新型プレリュードが納車されて1,000km走らせての雑感をまとめていきましょう。
ワインディングでの走りも十分に楽しいプレリュード
続いて、新型プレリュードのハンドリングについて。
シビックタイプR (FL5)譲りのデュアルアクシス・ストラットサスペンションと、アダプティブ・ダンパーシステムの恩恵を受けてなのか、ワインディング独特の路面の変化をタイヤを通して感じつつ、安心して狙ったラインに向けてハンドルを切って曲がることができるので、カーブを曲がる際のちょっとした不安や違和感などがあまり感じないのは、FL5に似たところ。
ただ、FL5のように路面を鷲掴みにするようなグリップ感ではないので、それに比べるとハードスポーツではなく、適度なスポーティさを得た2ドアクーペという印象で、むしろやり過ぎないスポーティカーだからこそ「隣に乗る人が嫌がらず、安心快適に過ごすことができる」ような車づくりになっているのかもしれません。
プレリュードは、見た目と中身のギャップを楽しむ車なのかも
実際のところ、このプレリュードという車がどれだけ多くの方に触れられるのかはわからないですが、少なからず私のなかでは、スポーティな見た目と上質でありながらもエコで、しかしキビキビとしたメリハリのある走りができるという「様々なギャップを楽しむ車」だと思っていて、キャラクターとしてはレクサスRC300hに近いものがあるのかもしれません。
これだけ高性能化したモデルで、しかも市場に中々出回らないニッチなモデルなので、それに対して車両本体価格が約618万円ですから、数字だけを見れば「高い」と思われるかもしれませんが、昨今の物価高と性能、品質などを考えると破格。
仮に同じ性能でメルセデスやBMW、アウディといった欧州メーカーから販売されるとなると、場合によっては1,000万円を超えても不思議ではないですし、「本当にホンダは、これで採算とれるのだろうか?」と不安になるレベル。
プレリュードの良さは「実際に乗ってみないとわからない」
もちろんそうなってくると、今度は2.0L直4ターボエンジンを搭載するシビックタイプR (FL5)が500万円未満で販売されたことも破格レベルなので、改めてホンダのスポーツカー作りにおけるプライドや技術力は間違いなく高く、それでいてユーザーに楽しんでほしいというアピールやエモーショナルさも伝わってくるんですよね。
ただ、この破格ともいえる内容を感じとるのも「実際に乗って見ないとわからない」のが現実でもあるため、その魅力を感じるための秘策として、全国一部のホンダカーズを通して「レンタカーサービス」を提供する流れになったのだと考えられます。
以上が、プレリュードを1,000km以上走らせての雑感となります。
この車が納車されてから感じることとしては、「トータルバランスが良く仕上がっている」ということと、「見た目と中身のギャップを楽しめる」ということ。
SUVやミニバン、コンパクトカー、軽自動車が売れるこの時代に、中々売れない2ドアスポーツクーペを販売してくれたホンダには感謝しかなく、今後も大事に乗りつつ、気になるポイントはどんどんピックアップしていこうと思っています。
1ページ目:プレリュードの燃費は想像以上に優れていて、それこそトヨタ・プリウス並み?