【不正発覚】ランボルギーニ・ウラカンEvoスパイダーの下取りで「走行距離巻き戻し」が判明し訴訟!2,100km→23,000kmの衝撃。一方で、ランボ初のBEV・ランザドールはV8+PHEVに方向転換か
(続き)ランボルギーニ初のピュアEVはもうしばらく先になる?
続いて、ランボルギーニの次世代ピュアEVスーパーカーとしてデビューが期待されているランザドール (Lamborghini New Lanzador)。
ランボルギーニは、このモデルの方向性について大きく迷っている段階だそうで、今やその決意を揺るがし、代わりにプラグインハイブリッド(PHEV)として発売する可能性が浮上しています。
海外カーメディアAutocarの報道によると、ランボルギーニは今後数週間以内に、次世代量産モデルのデビューに備えて、洗練された2+2グランドツアラーをピュアEVバッテリーで駆動するか、新型テメラリオ (New Temerario)やウルスSE (New Urus SE)のように、V型8気筒ツインターボエンジンをベースにしたPHEV版として登場するかを決定するそうです。
ランボルギーニCEO「ランザドールのピュアEVは、必ずしも良い選択肢とは言えない」
ランボルギーニのピュアEVの未来を予告するコンセプトカーとして、2023年に発表されたランザドールは、 ウルスとウラカンステラートをマッシュアップしたような力強いエクステリアで、SF的な外観を披露しつつ、小規模な太陽光発電よりも多くの電力量を持つことを約束していました。
ランボルギーニは、システム総出力1メガワット(1,369ps)以上を発揮し、次世代の980V技術を搭載し、脱ガソリン車構想の象徴としてPRしてきました。
しかしながら、このコンセプトカーの構想と実際のバランスのどこかで問題が発覚し、ランボルギーニCEOであるステファン・ヴィンケルマン氏も、「BEVを作ることはできるが、今後数年間は良い選択肢ではないと思う。今のところBEVを選択肢として見ていない」と説明。
ウルスSEも当初はピュアEVを予定されていたが、同じ流れになりそうであり、特に驚くことでもない
もしもランザドールの量産モデルが、テメラリオやウルスSEのようなV型8気筒ツインターボエンジン+プラグインハイブリッドシステムを採用するのであれば、お馴染みのハードウェアとして期待できますし、力強い走りと排出ガス性能を両立しているので、商品化としては特に問題は無さそうですが、その一方で「また同じパワートレインか…」と飽きてしまう恐れも。
皮肉なことに、ランボルギーニが2025年初めにひっそりと方針を変更する前は、ウルスもピュアEVになる予定でしたから、今回の方針転換はある意味で予測できたことなのかも。
ランザドールをPHEVシステムへと移行すれば、ランボルギーニは、近々初のピュアEVとしてラインナップする「エレットリカ」を発表予定のフェラーリとは若干タイミングがずれることになります。
もちろん、タイミングが多少遅れるからといって、ステファン・ヴィンケルマンCEOは焦っているわけではなく、あくまでも「顧客が何を望んでいるかが重要だ」とも語っており、私たちが求める真のランボルギーニの姿を体現してくれることに期待したいところです。
1ページ目:ランボルギーニ・ウラカンを売ったオーナーが「走行距離を巻き戻し」していたことが発覚し訴訟問題に!