LS CONCEPTの「六輪ミニバン」に全て持っていかれた…フルモデルチェンジ版・レクサス新型レクサスESの日本向けが発表されるも、「FF肥大化」と「チープな内装」に厳しい声

(続き)レクサスのフルモデルチェンジ版・新型ESの実車についてインプレッション

引き続き、日本仕様として発表されたレクサスのフルモデルチェンジ版・新型ESの実車についてインプレッションしていきましょう。

近未来感を演出しながらも、どこか今更感もある新型ESのデザイン

改めて、日本仕様のレクサス新型ESの実車を見ていきましょう。

今回の新型ESでは、新世代のスピンドルボディを採用しつつ、テールランプ上には”LEXUS”のレタリングバッジとLEDを共有する新たなエンブレムが採用されました。

このデザインテイストを見てもおわかりの通り、スタイリングとしてはセダンというよりも、ファストバッククーペをリフトアップしたようなイメージで、色んな意味で重厚感はありますね。

ちなみに、足もとには21インチの大口径タイヤアルミホイールが装着されていますが、グレードによっては19インチも選択可能とのこと。

昨今、多くの新型車のタイヤホイールサイズがどんどん大口径化していて、19インチさえも「エントリーグレード用のサイズ」になるほど。

ちょっと感覚がバグってきてる感もありますが、見た目次第では、燃費性能も重視すると19インチでも十分なのかもしれません。


実は一番批判的な意見が多かったのは「チープなインテリア」

そしてこちらが、日本市場向けとして採用される新型ESのコックピット。

Tazuna Conceptを深化させたコックピットとのことで、12.3インチのフル液晶メーターと、15.6インチ?相当と思われる巨大センタータッチスクリーンが搭載され、これまでのレクサスに無いダイナミックなレイアウト。

ただ、このレイアウトを見てもお分かりの通り、物理スイッチが最小限に抑えられ、一方で、日産アリア (Nissan Ariya)にも採用されているレスポンシブ・ヒドゥン・スイッチを採用することで、スイッチレスでミニマルなレイアウトに仕上げられています。

あとは、センターコンソール部分のプラスチックエリアが多いこと、ステアリング上にある多機能スイッチもプラスチッキーであることから、SNSでは「これがレクサスのフラッグシップ?あまりにもチープ過ぎない?」「これで欧州メーカーのプレミアムセダンと対抗するの?本当に勝てると思う?」といった不安の声も多いんですね。

写真の写り映えもあるとは思いますが、確かにちょっと見てくれが悪いと言いますか…せめて公式プレスリリースのような写し方にすると、SNSでの評価も変化したのではないか?とも思うんですね。

ちなみにこちらが、レクサス公式プレスリリースにて公開された新型ESのコックピット周り。

センターコンソールのプラスチッキーな部分の写りが最小限に抑えられていますが、これも写し方次第で質感やプレミアム感といった見方が変化してしまうのもちょっと問題なのかもしれません。

あとは、現行ES300hより世界初採用されたサイドミラーレスカメラですが、こちらも新型では採用されておらず、何とも中途半端。

時代を先取りし過ぎてしまったのか、それとも顧客からの評価がイマイチだったのかは気になる所です。

以上が、日本市場向けとして初公開された新型ESの内外装ですが、おそらくこのモデルもジャパンモビリティショー2025にて出展されるとは思いますが、先ほどもお伝えした通り、LS CONCEPTのインパクトの影響で、その存在感はかなり薄れてしまっています。

このまま発売まで注目度を維持できるのか心配ですが、JMS2025や東京オートサロン2026でのカスタマイズモデルで挽回してほしいところです。

1ページ目:新型ESは、本当にレクサスのフラッグシップセダンという重責を担えるのか?

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