フルモデルチェンジ版・プジョー新型e-208/e-2008/アウディQ5など計1万台に大量リコール!「走行中に停止→再始動できない」「パワステのアシスト力低下」

2022-07-07

パワーステアリングのアシスト力が減少する恐れアリ

続いては、アウディQ5シリーズの6車種・計10,869台に大量リコール。

不具合内容としては、リヤシートの下に取り付けられているデータバスダイアグノシスインターフェースにおいて、リヤシートにこぼした液体の水分や、車体底部のシーリングが不十分なため、大雨時や深い水たまりを走行した際に浸入した水分により、データバスダイアグノシスインターフェース内で短絡が発生することがあるとのこと。

そのため、警告灯が点灯するとともに、エンジンが出力を抑える緊急走行モードに入ったり、パワーステアリングのアシスト力が減少したりするおそれがあるとしてリコールを届け出ています。


対象モデルをチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、本国からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[Q5 45Tqエアサス]
・3AA-FYDGKA/WAUZZZFY0M2106311~WAUZZZFYXM2125769/令和3年3月15日~令和4年3月4日/18台

[Q5 45Tq]
・3AA-FYDGKS/WAUZZZFY0M2063119~WAUZZZFYXM2135525/令和3年3月15日~令和3年9月22日/60台

[SQ5エアサス]
・3BA-FYCWGA/WAUZZZFY0M2058230~WAUZZZFYXN2030582/令和3年3月15日~令和4年1月21日/62台

[SQ5]
・3BA-FYCWGS/WAUZZZFY0M2050404~WAUZZZFYXN2024720/令和3年3月15日~令和4年1月21日/74台

[Q5 40TDIqエアサス]
・3CA-FYDTPA/WAUZZZFY0M2070765~WAUZZZFYXN2031053/令和3年3月15日~令和4年1月21日/81台

[Q5 40TDIq]
・3CA-FYDTPS/WAUZZZFY0M2043498~WAUZZZFYXN2036740/令和3年1月18日~令和4年1月21日/1,970台

[SQ5エアサス]
・ABA-FYCWGA/WAUZZZFY0K2009431~WAUZZZFYXL2038453/平成30年11月17日~令和2年11月13日/187台

[SQ5]
・ABA-FYCWGS/WAUZZZFY0J2027197~WAUZZZFYXL2097941/平成29年8月7日~令和2年10月29日/665台

[Q5 45Tqエアサス]
・DBA-FYDAXA/WAUZZZFY0J2032111~WAUZZZFYXL2078970/平成29年8月12日~令和2年9月23日/616台

[Q5 45Tq]
・DBA-FYDAXS/WAUZZZFY0H2046228~WAUZZZFYXL2099799/平成29年8月3日~令和2年11月13日/2,887台

[Q5 40TDIqエアサス]
・LDA-FYDETA/WAUZZZFY0K2026438~WAUZZZFYXL2102538/平成30年12月17日~令和2年9月23日/524台

[Q5 40TDIq]
・LDA-FYDETS/WAUZZZFY0K2023507~WAUZZZFYXL2104936/平成30年12月17日~令和2年9月23日/3,725台

改善措置としては、全車両、データバスダイアグノシスインターフェースに保護カバーを取り付け、また一部車両においては、防水性を高めるためシーリングを塗布するとのこと。

データバスダイアグノシスインターフェースに短絡が認められた場合は、交換するリコール作業を実施するとのことです。

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Reference:国土交通省①