注目されるか馬鹿にされるか…メルセデスAMGが新型AMG GT XXコンセプトを世界初公開!遂にV8や直4を搭載しない100%電気自動車へ!GTシリーズ最強の1,340馬力を発揮
(続き)新型メルセデスAMG GT XXコンセプトの内外装をチェック!
引き続き、100%電気自動車となるメルセデスAMG GT XXコンセプトの内外装デザインをインプレッションしていきましょう。
近未来的&中国市場向けを意識したようなインテリア
続いてインテリアを見ていきましょう。
車内には、顧客のボディスキャンに基づいてカスタムメイドされた、クッションを備えるカーボンファイバー製バケットシートを採用。
シートと内装トリムのテキスタイルは、GT3のレースタイヤ(中古品)から作られているそうで、何とタイヤ1本でGT XXの革全体を覆えるほどの素材が使われているとのこと。
改めて車内を見ていくと、オレンジカラーのトリムとバックライトがふんだんに使われ、ドライバーの正面には中国ユーザーを強く意識したような大型のデュアルタブレットディスプレイと、回転式セレクターやパドルシフトを備えるヨークスタイルのステアリングホイールを装着。
AMG GT XXコンセプトのスペックは?
続いては、最も気になるであろうスペックを見ていきましょう。
本モデルには、800Vのアーキテクチャとハイテクバッテリーパックを搭載し、AMGが「広範囲の充電カーブ」と呼ぶ範囲にて、850kWの充電が可能とのこと。
AMGによると、約5分の充電で400km分の走行距離まで回復することが可能なのだそう。
更に、3つの軸流式電動モーター(後輪に1基、前輪に1基)を搭載した2つの電動ドライブユニット(EDU)を介して四輪全てに伝達される仕組みで、システム総出力は1,340hpを発揮。
これは、ルシッド・エアサファイアの1,234hpよりも106hp高く、シャオミSU7 Ultraの1,548hpには及ばないものの、十分対抗できる一台に仕上げられているとのこと。
これらの電気モーターは、EDUに緊密に統合されており、それぞれに遊星ギアセットと水冷インバーターが搭載されています。
モーターとギアセット自体は油冷式で、リアEDUが主動力源となり、フロントEDUは惰性走行時および、定速巡航時に分離することで最適な効率を実現。
なおメルセデスAMGは、GT XXコンセプトの直冷式円筒形バッテリーセル(サプライヤーは非公開の独自設計)により、熱管理が改善され、例えばサーキット走行などにおけるハイパフォーマンス走行の維持が容易になると主張しています。
喜ばれるか?馬鹿にされるか?V8エンジンの疑似サウンドシステムも搭載
そして本モデルのもう一つのポイントが、V8エンジンのような疑似サウンドが備わっていること。
メルセデスAMG CEOであるマイケル・シーベ氏は、匿名の幹部の言葉を引用して「AMGがこれまでに開発した中で最高のV8エンジンだ」とコメント。
ヘッドライトハウジングに組み込まれたデュアルスピーカーがサウンドを生成し、ハウジング自体が車内にサウンドを届けるという技術で、AMGのプロモーションビデオを確認することで、コンセプトカーに搭載されているパドルシフトから、ヒョンデ・アイオニック5 Nに搭載されているような擬似ギアボックスが搭載されているのではないかと推測されます。
なお、本モデルの具体的な価格帯や発売時期(2026年しか記載されていない)、購入方法などは明らかになっておらず、そもそも自動車関税がかけられているアメリカにて販売できるのかどうかなど様々な不安要素はあるものの、本物のV8エンジンを搭載しないGTシリーズが売れるのか?といった不安の声もありそうです。
1ページ目:メルセデスAMG GT XXコンセプトの見た目は、昔のC111を彷彿とさせるデザインで、当時のオレンジカラーをモチーフ?