【スポーツカーと呼ぶのは過大評価?】ホンダ新型プレリュードを3,000km走らせたオーナー雑感。この車の価値は「エンタメ感と邂逅」にある

(続き)ホンダ新型プレリュードは、PRが上手くできていないために叩かれがち?

引き続き、ホンダ新型プレリュード (BF1)が納車されて3,000km走らせた上での雑感をまとめていきましょう。

プレリュードのHonda S+ Shiftは「速さを求めるための機能」ではない

先ほどのプレリュードのHonda S+ Shiftについて見ていきましょう。

先ほど「エンタメ感」という表現をしましたが、ここで言う「エンタメ感」というのは、実際に走りのパフォーマンスアップにつながっているのか?というと全くの別。

CVT本来の滑らかでシームレスな加速よりも、Honda S+ Shiftはステップアップ制御で、寧ろ加速性能は「遅く」なってしまうんですね。

つまり「音が良いから速い」というわけではないので、「雰囲気を楽しむGTカー」という点を理解しなければなりません。

この点はホンダも上手くPRできていないため、ユーザーが勘違いしているところなのかもしれませんね。

実際に、プレリュードにてHonda S+ Shiftを活用した0-100km/h加速時間を計測していますが、「Honda S+ Shiftを使うと遅くなる」という結果が出ているので、本当のプレリュードの加速性能を体感したい場合は、シンプルにSPORTモードだけを活用した方が良いことが判明しています。

 

自動車系YouTuberやモータージャーナリストの評価には少々懐疑的

そう考えると、様々な自動車系YouTuberやモータージャーナリストの方々が「この車はスポーツカーだ!」と絶賛していることに関しては、少々懐疑的なところがあり、プレリュードの何を見て「スポーツカー」と断言しているのかは謎。

これはプレリュードというクルマを否定しているわけではなく、本当にプレリュードのキャラクターやテーマを理解した上での評価なのかも気になるところですし、例えば他の車種と比較した上で「スポーティな走りを実現している」と評しているのか…この辺りの詳細はとても気になるところ。


プレリュードは邂逅を果たすための車なのかもしれない

世間からは何かと叩かれつつあるプレリュードですが、実際に所有する身からすると、確かにプレリュードは「評価の難しい車」だとは思うものの、「スポーティではないから楽しくない」というわけではなく、「色んな車を乗り継ぎ、最終的に落ち着きながらも、しかし見た目はスポーティでスペシャリティな雰囲気を味わいたい」という方にオススメな車だと思っています。

「あまりにも限定的すぎないかい?」と思われるかもしれませんが、プレリュードは、そんな”限定的なターゲット層”を狙ったユニークな車だと思っていて、そこに魅力を感じる特殊な車なのかもしれませんね。

何というか…邂逅 (かいこう)を果たす車と言いますか。

ホンダも「この車の本当の魅力を知ってくれる人にだけ伝われば、それだけで良い」と割り切っている車なのだと思います。

1ページ目:新型プレリュードは、スポーツカーとして見ると中途半端?

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