【止まぬ批判】ホンダ新型プレリュード (BF1)は本当に高い?追加枠が完売せず売れ残る現実に対し、開発責任者が語る「価格設定は適切だった」の真意
(続き)もはや2ドアクーペの宿命か?ホンダ新型プレリュードの価格批判が止まない
引き続き、何かと批判されているホンダ新型プレリュードについて見ていきましょう。
プレリュード開発責任者「プレリュードの価格設定は適切だった」
なおThe Driveのインタビューにて、山上 氏は”プレリュードのコストを巡る懸念”については概ね認めているそうで、一方で「価格設定は市場にとって適切だった考える」と主張しています。
当初、日本のメディアからも同じような反応がありました。ほとんどの反応が”値段が高すぎる”というものでした。
そういう意見はよく聞きました。
しかし、実際の消費者の反応としては、予想の8倍は売れたというものでしたし、価格設定自体は特に間違っておらず、昨今の状況から考えると適切だったと考えています。
ちなみにホンダは、新型プレリュードについては大量に販売する計画は最初からなく、先ほどもお伝えした通り目標月販台数は300台のみのため、年間では3,600台と少な目に設定されています。
2ドアクーペというニッチ且つ特異なスタイリングなので、軽自動車やコンパクトカー、SUV、ミニバンに比べたら実用性も低ければ、売れる台数も少なめ。
もちろん、売れる台数が少なければ「開発費を回収」するためにも販売単価が高くなってしまうのは当然のことなので、SNSで購入しないユーザーが「高すぎる」と批判するのは野暮。
開発責任者「次のステップを検討している」
ただその一方で、山上 氏は市場の反応を聞いている最中で、「次のステップを検討している」ともコメントしていることから、もしかすると価格帯をより抑えた安価なプレリュードが登場する可能性があるのかもしれません。
現時点では、どのようなモデルが登場するかまでは不明ながらも、昔ながらにプレリュードを乗り続けるオーナーは「ハイブリッドモデルのプレリュードなんて、プレリュードじゃない」「ガソリンモデルが出たら買う」とコメントする人も。
これは、「6速MTが登場したら買う」「〇〇が出たら買う」といったコメントに近いものがあるわけですが、実際のところは「批判をしたいだけ」「粗さがしをしたいだけ」という可能性も。
実際のところ、プレリュードの価格はやっぱり高い?
ちなみに、実際にプレリュードを所有する身としては、確かに約618万円という価格設定は「日本製の2ドアFFクーペ」という立ち位置で考えると高め。
後輪駆動[FR]を搭載するV6ツインターボノンハイブリッドの日産フェアレディZ (Nissan New Fairlady Z, RZ34)でも、スタートプライスは5,497,800円~(税込み)。
そして、何かと「高い」と批判されるBMWの後輪駆動[FR]2ドアスポーツクーペでお馴染みとなる220i M Sportでも、排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジン搭載で6,340,000円(税込み)。
あとは、何かと引き合いに出されるトヨタGR86で2,936,000円(税込み)~ですし、マツダNDロードスターも2,898,500円(税込み)~となっているため、確かに数字だけを見れば高く見えるのは致し方ない所。
ただ、どんなに高くなろうともプレリュードというブランドやキャラクター、このご時世に2ドアクーペを販売するホンダの心意気などを考えると、「値段は高くても買う」という方は存在するわけで、その結果として初期ロットと第二期ロットは完売しているわけですから、「需要がある」ことは確か。
もちろん、世間から叩かれるということは、それだけ「世間が注目している」ということですから、良くも悪くもニッチな市場に挑む2ドアクーペの持つ宿命なのかもしれませんね。