【日産の光と影】2026年1月販売台数を考察! 新型リーフ (ZE2)の「前年比300%超」はデモカー効果?値上げで苦戦のエクストレイル (T33)と、末期キックスの深刻な現状
(続き)2026年1月度・日産車の新車販売・登録台数を分析・考察してみる
引き続き、一般社団法人・日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会が公開している、2026年1月度の新車販売・登録台数をベースにした、日産車の販売状況を分析・考察していきましょう。
C28セレナは、まだマイナーチェンジする前の販売・登録台数になっている
続いてここからは、前年同期比で100%を切っている(マイナスになっている)日産車たちを見ていきましょう。
まずは、普通乗用車で最も多く売れているC28セレナ。
本モデルの2026年1月度の販売台数は6,263台と、競合モデルのホンダ・ステップワゴンよりも多く売れているものの、前年対比でみると93.6%でマイナスに。
ちなみにこの販売台数ですが、まだマイナーチェンジ後の新型セレナが含まれていないので注意。
つまり、マイチェン前の新規受注受付けを終了している状態で、バックオーダー分を全て捌き切っているなかでの登録台数になるわけですね。
なおマイチェン後のC28セレナは、2026年2月中旬以降より発売されるので、そのタイミングで日産ディーラーでの試乗車・展示車としたデモカー分の登録台数も加算されることになりますから、今回の販売台数以上となる可能性は高そうです。
エクストレイル (T33)は、度重なる値上げによる影響で購入しづらくなっている?
続いては、2025年9月にビッグマイナーチェンジ版として発表・発売された新型エクストレイル e-POWER (T33)。
今回のマイナーチェンジでは、商品力の向上だけでなく、新グレードとしてロッククリーク (ROCK CREEK)とNISMOが追加されました。
T33型が発売された当初は、月販台数「3,000台」付近を行き来することが多かったのですが、その後はイヤーチェンジによる大幅値上げ、そして今回のビッグマイナーチェンジによる更なる値上げにより、車両価格が初期型に比べて最大60万円値上げしているため、ユーザーからも「金額が高過ぎる」として中々売れないのが現状なのだそう。
その影響もあってか、前年対比76.2%とかなり低く、おまけに販売台数も2,000台を切ることが当たり前のようになってしまいました。
キックスはモデル末期になってしまい、新型を待ち望む人も多い
最後は、今回の販売台数一覧で最も少なく、それでいて前年同期比で最もマイナスが大きかったキックス (P15)
2026年1月度の販売台数は685台と、何と車両本体価格900万円を超えるレクサスRX500h F SPORT Performanceよりも低く、前年同期比も60.2%と最も低い数値となっています。
本モデルに関しては、2020年6月に2代目として日本市場向けに導入されたものの、そこから目立ったマイナーチェンジ/ビッグマイナーチェンジが無く、改良を続けてきたため、既に商品としての新鮮味は低いんですね。
2026年秋頃には、待望の3代目となるフルモデルチェンジ版・新型キックス (P16)が発売されるものの、それまでどのように食いつないでいくのかが気になるところです。
1ページ目:新型ルークスの売行きは好調ながらも、新型リーフ (ZE2)は先が読みづらい?