やっぱりEVは怖いな…アウディ新型e-Tron GTが正規ディーラーにて爆発し炎上。原因不明ながらも過去に「火災恐れ」で2件のリコールを届け出

(続き)日本でも既に届け出済となっているe-Tron GTのリコールをおさらい

ちなみに日本国内でも、アウディe-Tron GTに関するリコールを3件届け出済ですが、具体的にどういった不具合が報告されているのか見ていきましょう。

高電圧バッテリーの不具合により、火災に至る恐れアリ

まず一つ目のリコールが、e-Tron GT/RS e-Tron GTの2車種・計656台を対象とした、高電圧バッテリー関連のリコール。

不具合内容としては、高電圧バッテリーにおいて、不適切に製造されたバッテリーモジュールが内蔵されたものがあるため、バッテリーモジュールの内部短絡が発生し、最悪の場合、熱によるバッテリー異常が発生し、火災に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

改善措置としては、全車両、専用テスターを使用して車両を点検し、異常が確認された場合は該当するバッテリーモジュールを良品と交換し、また車両が入庫するまでの間、充電量を80%までに制限するようユーザーに周知を行っていたそうです。


2度目の高電圧バッテリー不具合によるリコール

そして2つ目の不具合も、e-Tron GT/RS e-Tron GTの2車種・計245台を対象にした、高電圧バッテリー関連のリコール。

不具合内容としては、高電圧バッテリーにおいて製造工程におけるシーラント塗布量が不十分なため、バッテリーの密閉性が不完全なものがあるとのこと。

そのため、バッテリーに水分が浸入するとバッテリーの絶縁抵抗が低下することでアーク放電が発生し、最悪の場合、熱によるバッテリー異常が発生して火災に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

なお改善対策としては、全車両、高電圧バッテリーのシーリングの密閉性試験を行い、必要な場合は、高電圧バッテリーを対策品と交換するリコール作業を実施するとのことです。

制動力が低下する恐れ有り

そして最後も、e-Tron GT/RS e-Tron GTの2車種・計741台を対象としたリコール。

不具合内容としては、制動装置において、設計が不適切なため、前輪用ブレーキホースの長さが不足しているため、そのままの状態で使用を続けると、操舵角によりブレーキホース端部に過大な負荷がかかり、ブレーキホースに亀裂が発生するとのこと。

最悪の場合、ブレーキ液が漏れて警告灯が点灯し、制動力が低下するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

なお改善対策としては、 全車両、前輪用ブレーキホースおよびブラケットを対策品と交換するリコール作業を実施するとのことです。

1ページ目:アウディ正規ディーラーにて、整備中のe-Tron GTが爆発し大炎上する事故が発生!

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Reference:CARSCOOPS国土交通省①