トヨタの中国法人が発表した新型bZ7には、ファーウェイやシャオミの新技術が採用されることが判明!更に次期ハイランダーとシエナには「EREV」システムを採用することが決定
(続き)トヨタの次期ハイランダーとシエナが、ガソリンモデルではなく電動パワートレインへと変わるようだ
続いて、トヨタの中国法人が今後ラインナップする新型車について見ていきましょう。
トヨタの中国市場におけるラインナップにおいて、パワートレインの大幅刷新を迎えようとしていますが、その先頭に立つのが、これから紹介する2種類のファミリーモデル。
具体的には、北米モデルとほぼ同じSUVモデルとなるハイランダー (Toyota Highalander)と、大型ミニバンのシエナ (Sienna)で、これらのモデルが将来的にフルモデルチェンジする際には、ガソリンモデルとしてではなく、レンジエクステンダー技術付きの電動パワートレインを搭載することが明らかとなりました。
この発表は、2025年の広汽トヨタ(GAC Toyota)テクノロジーデーにて行われ、トヨタは将来のモデルの研究開発に重点を置いた、中国合弁会社とのより緊密な協力の計画を共有しました。
どうやら次期ハイランダーはEREVとして登場するようだ
こちらが、広汽トヨタ(GAC Toyota)テクノロジーデー2025にて発表された、次期ハイランダーとシエナの電動パワートレイン計画。
2019年に発売された現行4代目ハイランダーは、トヨタのグローバルSUVラインナップにおいて確固たる地位を築いてきました。
中国では、広汽トヨタがハイブリッド(HYBRID)モデルとプラグインハイブリッド(PHEV)の2種類のパワートレインをラインナップしており、ほぼ同一のモデルで姉妹モデルとなる一汽トヨタ・クラウンクルーガー (FAW Toyota Crown Kluger)も、同じパワートレインをラインナップしています。
そして次期5代目となる新型クルーガーでは、トヨタによると中国の消費者の嗜好により合致したレンジエクステンダー電気自動車(EREV)が新たに登場予定とのことですが、現時点での具体的な仕様などは不明。
このハイランダーEREVは、中国の工場にて製造され、海外へと出荷されるかどうかは不明なままですが、海外カーメディアCARSCOOPSが、北米トヨタの広報担当者に取材したところ「将来の米国向け製品についてはコメントできない」とだけ返答があったそうです(当然の回答ですね…)。
とはいえ、昨今のモデルがHEV車やPHEV車として需要が高まっていることを考えると、はたしてEREVモデルが中国やアメリカで受け入れられるのかは微妙なところ。
GACトヨタによると、次期ハイランダーは大規模なアップデートを受け、ボディワークの再設計やハイテクキャビンの採用などが見込まれるものの、プラットフォームはTNGA-Kの改良型を採用する可能性が高いことから、この点は2025年度内に発売予定となっているフルモデルチェンジ版・新型RAV4と同じなのかもしれません。
次期シエナもEREVモデルとして登場予定
一方でミニバンタイプのシエナに関しては、2020年に4代目としてフルモデルチェンジを果たし、ハイランダーおよびグランドハイランダーとプラットフォームを共有しています。
中国では広汽トヨタが生産し、一汽トヨタはグランビアの名称で姉妹モデルとして販売しています。
次期シエナに関しては、既に中国での発売が発表されていますが、アメリカ市場向けは、デザインとテクノロジーの両面で大幅なアップデートが施され、2027年に登場予定と噂されています。
ちなみに中国市場向けのシエナは、次期ハイランダーと同様にレンジエクステンダーのパワートレインを採用し、おそらく同じ基本システムを共有すると予想されます。
ところでEREVシステムって何?
ちなみに、トヨタが採用する新たなEREV(Extended Range Electric Vehicle)システムについてですが、現時点では詳細な仕様は明かになっていないものの、一般的な構成に基づくと、小型の内燃エンジンと大型バッテリーを組み合わせ、エンジンは発電機としてのみ機能すると予想されることから、いわゆる日産のe-POWERのようなシリーズハイブリッドになると推測。
駆動力は全て電気モーターから供給されるため、ドライバーはピュアEVの感覚で運転でき、航続距離も延伸されて、充電ステーションへの依存度も低くなることが期待されます。
ちなみにトヨタは、EREV計画に加えて、新型RAV4に搭載される第6世代ハイブリッドシステムの開発を進めていることも発表しています。
kろえら最新システムは、燃費と性能の両方を向上させることを目指していて、この他にもセンサーのアップグレードやコンピューティング能力の向上など、Toyota Safety Sense +4.0スイートといった性能強化についても強調しているため、今後の更なる技術向上と発展が期待されます。
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