日産幹部がフルモデルチェンジ版・新型シルビアの復活について再び言及!電動化は避けられずGR86やBRZ、マツダNDロードスターなどが直接的なライバルか
(続き)日産の次期シルビアはEVスポーツカーとして登場か?
引き続き、日産幹部であるイヴァン・エスピノサ氏への取材に対し、次期シルビア復活に向けたインタビュー内容を見ていきましょう。
同士は「これらの製品を地域限定で、あるいは単発で販売することはできません。それはまったく意味がないからです。しかし可能性はあります。これは挑戦ではありますが、このようなことを行う方法を見つけるのが私の仕事です。なぜなら、これは顧客にとってもブランドにとっても素晴らしいことであり、適切な方式を導入できれば、うまくいくと思うからです」と説明。
次期シルビアについては、日産が現在ラインナップするフェアレディZ(RZ34)に続き、より手頃な価格帯の(おそらくは電動化された)スポーツカーとして登場する可能性を示していて、それがe-POWERになるのか、マイルドハイブリッドとなるのか、はたまたトヨタやホンダのようなハイブリッドシステムとなるかまでは不明。
次期シルビアの競合モデルは?価格帯はどんなに高くても400万円台後半か
ただ競合モデルとしては、トヨタGR86やスバルBRZ、マツダNDロードスター、そして2025年央頃に発売予定と噂のホンダ新型プレリュード(Honda New Prelude)といったモデルが直接的なライバルになると予想され、そう考えると価格帯も300万円台後半~400万円台後半が妥当なところ。
ただ日産は、2026年までに16車種ものEVとハイブリッド車を含む30車種の新モデルを発表すると約束したThe Arc事業計画のもと、次期シルビアに関するシルエットは無かったため、仮に次期シルビアが登場するのであれば、少なからず2026年よりも更に後の話になると予想されます。
次期シルビア復活の一方で期待される次期GT-R R36の存在
なお日産は、インタビューのハイライトとなったシルビアのほかにも、将来の日産EVの性能やドライビングダイナミクスなどといった他の話題についても言及。
日産の新世代四輪駆動システムとなるe-4ORCEについては、GT-Rから得たチューニングの知見が組み込まれていることを明らかにし、この技術の縮小版が日産アリアNISMOに採用され、デュアルモーター搭載によりシステム総出力435ps発揮することで公道で十分なパフォーマンスを発揮すると説明。
この他にも、日産はトラクションとドライビングダイナミクスのバランスを重視し、電気自動車の加速性能よりもコーナリング性能を優先していることを強調。
同氏は、バッテリー技術がEVハイパーカーの開発における重要な要素であると強調し、パッケージングから密度、出力、軽量化の進歩を強調。
そして2028年には、日産より全固体電池がデビューすると「ある種のハイパーEV」が登場するかもしれないと示唆していて、おそらくGT-R R36を指しているのではないかと推測。
ちなみに、2025年モデルでGT-R R35は生産・販売終了と報じられていて、約4年~5年間は日産からハイパフォーマンススポーツモデルのラインナップが無くなることになるわけですが、その間はフェアレディZ(RZ34)がフラッグシップスポーツカーという立ち位置になり、RZ34の下を埋める形で次期シルビアが登場するのも中々にユニークなラインナップになるかもしれません。
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Reference:CARSCOOPS