遂に公取が動いた!残クレやローン、メンテパックといった「新車の不適切な販売方法」に関する注意喚起を公開。トヨタやポルシェ等の販売方法にクレームも

2024-11-19

(続き)公取が掲載した「新車の不適切な販売方法について」の注意喚起から考えられること

引き続き、公取が掲載した「新車の不適切な販売方法について」の注意喚起について見ていきましょう。

これまでの誓約書の効力は?既に条件付きで購入・契約した場合は?

via:X(旧Twitter)

先程の販売条件について、トヨタ・ランドクルーザー300/アルファード/ヴェルファイアなどのような超人気車種になると、以下のような誓約書にサインを求める販売店がありますが、こうした誓約書の取り交わしも無くなるのか、「現在取り交わしている誓約書の内容は完全に無効になるのか」など、販売店に限らず「各自動車メーカーはどのように考えているのか」気になる所。

誓約書(確認書)

この度のお取引は「輸出」及び「転売目的」での購入でないことを、お客様にご確認いただいております。

(外為法に抵触するリスク、輸出先によってはグローバルでの安全を脅かす大きな問題につながる恐れがある為)

確認事項に該当する取引は受け付けませんので、ご了承願います。


<ご確認事項>

①私は、注文した車両を輸出及び、転売(最終需要者が未確定)はいたしません

②貴社から注文に応じることができないと判断され、注文の撤回を受けた場合、意義のないものとします

③私が前①号を違えた場合は、その発覚後貴社から今後の取引を停止される可能性がある事を承知します

④私が注文した車両について、古物営業法及び車庫法に違反しないことを確認し、各種法令を遵守いたします。





氏名・住所が確認できる本人確認書類コピー(運転免許証等)と照合し、お客様・本部で保管

法人のお客様の場合は印鑑証明コピー、商業登記簿謄本コピーをご準備ください

確認書類は3か月以内のものをご準備ください

via:Twitter

法的拘束力は無いにしても、販売店やメーカーの対応に注目が集まる

あとは、現在ディーラー/販売店にて購入・契約している新車・新型車においても、先程のように「残価設定ローン/残クレ必須」「メンテパック必須」「コーティング必須」「下取り必須」といった条件で契約したユーザーに対しても、一旦契約内容をリセットすることになるのか、契約内容を変更することなく、そのまま購入・契約することになるのか、今後の販売店の動き次第では、その販売店の評価・イメージも大きく変化してくるかもしれませんね。

特にポルシェのように、ハイパフォーマンスモデルの911GT3 RSやスパイダーRSを購入するために「タイカンを抱き合わせで購入させられた」といった投稿がSNSにて散見されましたが、この対応も法的な下で行われたわけではないにしても、販売店側のイメージ低下につながることになりかねないですし、それこそ抱き合わせにて購入させた顧客に対して何らかの対応をしない限りは、ブランドイメージや信用を大きく失墜させることになるかもしれません。

1ページ目:公取が公開した新車の不適切な販売方法についての中身とは?

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