シャオミが新型SU7ウルトラのソフトウェアアップデートを発表→中身は650馬力もダウンするデチューン→オーナーが激怒してSNSにて拡散→アップデートは撤回に
(続き)シャオミの衝撃的なソフトウェアアップデートについて
引き続き、シャオミのハードコアモデルとなる新型SU7 Ultraのソフトウェアップデートについて見ていきましょう。
これだけのスペックを持ちながら、車両本体価格は驚愕の約1,094万円
先ほどお伝えした驚異的なパフォーマンスを持つとなると、日本円にして約5,000万円ほどの価格になるのでは?とも思いますし、ポルシェ・タイカンターボGTよりも高額になるのでは?と予想しますが、何と現地での価格は529,000中国元(日本円に換算して約1,094万円)と超破格で、タイカンに比べて3,000万円以上も安価なんですね。
ここまで安価だと、「品質とか大丈夫なん?」と心配になりそうなところですが、走行性能含めて中国ユーザーからの満足度は高いとのこと。
中国ユーザーを激怒させたソフトウェアアップデート内容について
そんなSU7 Ultraですが、中国カーメディアCarNewsChinaの報道によると、今回シャオミより配信されたソフトウェアップデート・バージョン1.7.0では、「真の最高出力を発揮できることを証明しない限り、システム総出力が約888hpに低下・制限される」とのことで、これを知ったオーナー全員が大激怒。
どういうことかというと、この制限を解除するためには、ドライバーがシャオミ認定のサーキットにて予選ラップタイムを記録更新する必要があり、その記録はSU7 Ultraに搭載されている予選モードのラップタイム評価機能によって検証されているそうで、ラップタイムを更新できなければ、本来のスペックである1,548hpに戻せないというもの。
ローンチコントロールまで奇妙な制限付き
更にこのアップデートにより、0-100km/hの加速時間1.89秒を実現できるためには、ローンチコントロール機能に制限をかけるそうで、本機能を起動してから60秒間も待機しなければならず、即席のシグナルレースでは、この技術を活用できなくなっているそうです。
シャオミは、バージョン1.7.0アップデートの出力制限の意図として、「安全性を考慮して設計されている」とコメントしており、加えて「最大限のパフォーマンスはサーキット走行を想定し、高い出力に対応できるドライバーによってのみ実現される」と主張。
一部のユーザーからは「オーナーの安全面を考慮している画期的なアップデートだ」と称賛する声もあるそうですが、実際のところは、SU7 Ultraを購入したほとんどのオーナーが、「何で高い金を支払ったのに、価格よりもはるかに性能の低いパフォーマンスにデチューンされなければならないんだ?こんなの詐欺だろ!」と激怒。
あまりにも酷ぎるアップデートで苦情殺到 → シャオミは撤回する事態に
こうしたユーザーからの反発は、シャオミが予想していなかった方向までに過激化しており、急きょ方針転換を発表。
シャオミは「パフォーマンス制限を撤廃」し、将来のソフトウェアアップデートは、もう少しユーザーのことを考えて配信していくことを明らかにしています。
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