日産の新型セレナ e-POWER LUXION (C28)を約1年半所有しての最終評価!かなり辛口&厳しめの評価だが、それだけ伸びしろのある車だと思っている

Contents

(続き)日産の新型セレナ e-POWER LUXION (C28)の最終評価!

引き続き、日産の新型セレナ e-POWER LUXION (C28)を最終評価を行っていきましょう。

評価④:新型セレナ e-POWER LUXION (C28)の運転・乗り心地・燃費

続いて、セレナ e-POWER LUXION (C28)の運転・乗り心地・燃費を評価していきましょう。

【新型セレナ e-POWER LUXIONの運転・乗り心地・燃費の良い点と悪い点】

[良い点]

●e-POWER特有のほぼEVのような走り・加速感は満足度高め

●ステアリングフィールは軽くて、小柄な女性でも簡単に操作できる

●回生ブレーキの利きは良好

●乗り心地はミニバン御三家ではステップワゴンに続いて2番目に上質

●ちょっとした上り下りのスロープから右左折や、ちょっとした段差を通過したときのねじり剛性は高く揺れも少ない

●助手席や後席に乗る乗員(家族やお客さん)からは”酔った”という話は聞かなった

●燃費は高速道路でも18km/L~20km/L、下道だと25km/Lぐらいまで伸びることも多く、無給油で900km走行も余裕だった


[悪い点]

▲発電用エンジンが始動したときの音や振動は少し高め

▲大通りやワインディング、高速道路でのロードノイズはミニバン御三家でヴォクシーの次に煩い

▲タイヤの指定空気圧が280kPaと、他のミニバンやスポーツカーに比べて高いので、定期的に空気圧調整しないと乗り心地や突き上げ等が変化しやすい

▲ミニバン御三家のなかで重心位置が最も高いからなのか、ワインディングでのちょっとしたコーナリングや横風アタックを受けたときの安定感は一番弱い


総合点:★★★★☆(4点/5点満点)

以上の通りとなります。

セレナ (C28)の動的質感は総じて評価は高いと思いますし、旧世代プラットフォームを繰り返し使用しているからといって、ネガな要素があるか?といわれるとほとんど無いのはある意味で高評価だと思っています。


評価⑤:新型セレナ e-POWER LUXION (C28)の先進装備について

続いて、セレナ e-POWER LUXION (C28)の先進装備プロパイロットを評価していきましょう。

【新型セレナ e-POWER LUXIONの先進装備の良い点と悪い点】

[良い点]

●LUXION専用のハンズオフ機能付きプロパイロット2.0は長距離移動でも楽

●前方車両との車間調整のとりかたはナチュラル

●プロパイロット2.0専用のメーターアニメーションは、国産メーカーのなかで最も先進的でわかりやすい


[悪い点]

▲プロパイロット2.0は制限速度+10km/hを超えると使えなくなる

▲ICでの合流付近では、減速した標識(40km/h)を読み取ってしまうため、その速度に合わせて強制的に急減速 → 後続車両が追突する危険性がある
※車両設定で標識に合わせた速度まで減速しないように設定変更できるが、デフォルトはONになっているので注意

▲設定速度まで加速するとき、急加速するような走りになるため全然ナチュラルじゃない

▲プロパイロット2.0は新車登録後は約半年は無料で使えるものの、それ以降は年会費約2.5万円支払わないと使えない(高精度地図更新のための費用)


総合点:★★☆☆☆(2.5点/5点満点)

以上の通りとなります。

正直、プロパイロット2.0はかなり素晴らしく快適な機能だと思うのですが、私のなかで一番評価を下げたのは「年会費」という経済的な負担が大きいこと。

せっかく約560万円も支払ってプロパイロット2.0付のルキシオンを購入したのに、いざ蓋を開けてみるとプロパイロット2.0を継続して使用するには年会費2.5万円を支払わないといけないんですよね(高速道路を利用しないと明らかに損)。

なぜ1日のみだったり、月々の会費を設定しないのだろう?と疑問に思いますし、年会費しか設定しないところに日産のあくどい考えが垣間見えてとても残念に思ってしまいました(おまけにNissan CONNECTの設定も複雑で使い勝手は最悪)。

機能としての満足度はとても高いのに、売り方やサービスが下手くそと言いますか…これだけで一気に評価を落としてしまうのはあまりにも勿体ないように感じます。

新型ヴォクシー、新型ステップワゴン、新型セレナのミニバン御三家を徹底比較!第5弾は運転支援系を比べてみた【SERENA】C28【NEW VOXY】【NEW STEPWGN】

新型セレナ e-POWER LUXION (C28)の最終評価

最後に、新型セレナ e-POWER LUXION (C28)の最終評価をまとめていきましょう。

これまでの評価➀~⑤を全て含めての総合評価に加えて、セレナ (C28)を購入した金額に対してのリセール率も見ていきましょう。

➀エクステリア:★★★☆☆(3点/5点満点)

②インテリア:★★☆☆☆(2.5点/5点満点)

③実用性:★★★☆☆(3点/5点満点)

④運転・乗り心地・燃費:★★★★☆(4点/5点満点)

⑤先進装備:★★☆☆☆(2.5点/5点満点)

⑥リセール面:★★☆☆☆(2.5点/5点満点)
・車両本体価格:4,798,200円(税込み)
・乗り出し価格:5,614,200円(税込み)
売却価格:車両本体価格の約88%
・売却額と総維持費との差額:マイナス約200万円


総合評価:★★★☆☆(2.9点/5点満点)

以上の通り、セレナ e-POWER LUXION (C28)の総合評価としては5点満点中2.9点と結構低めな点数になりましたが、それだけ価格の高さと期待値が高かったことも影響しているのかもしれません。

もちろん、普段使いしている上では総じて満足度は高かったのですが、私が実際に所有したミドルサイズミニバン御三家のなかで考えると、セレナ (C28)が一番おススメできるミニバンか?と聞かれると、リセール面でこだわるなら一番おススメできないミニバンだと考えています。

なお、当ブログではミニバン御三家のグレードやボディカラー、オプション、装備などもできるだけ全て同じにして購入し、普段使い&所有期間を全く同じにして売却した上でのリセール比較も行っているので、こちらも参考にしていただけますと幸いです。

1ページ目:セレナ (C28)の実用性が高い理由とは?インテリアの評価が低い理由は?

日産の新型セレナ e-POWER LUXION (C28)関連記事